スペインの世界遺産アルタミラ洞窟

スペインの世界遺産アルタミラ洞窟を、アルハンブラ宮殿に引き続きご紹介しましょう。スペインの世界遺産としては、日本ではあまりメジャーなところではありませんが、あなたが考古学的な好奇心をもっている人なら、ぜひ訪れてみたいところです。

スペインの世界遺産アルタミラ洞窟の魅力は、旧石器時代に描かれた壁画です。

世界遺産アルタミラ洞窟壁画は、先史ヨーロッパ時代の区分で主にマドレーヌ期(約18,000年〜10,000年前)と呼ばれる旧石器時代末期に、旧石器時代の末期にクロマニョン人によって描かれました。野牛、イノシシ、馬、トナカイなどの動物を中心とする壁画で、人類最初の芸術作品とも言われています

壁画は、ソリュートレ期のものと、マドレーヌ期前期頃のものが含まれています(といっても、筆者には何のことかわからないのですが^^)。見所は、入り口から30mほどの所にある「大広間」とよばれる部屋の天井に描かれた絵。先史時代に描かれたとは思えない、圧倒的な迫力をもつ壁画です。

このアルタミラ洞窟の壁画が現代に残ったのには、自然の大いなる偶然が作用しています。約13,000年前に落石によって洞窟の入り口が閉ざされたことにより、幸運にも壁画が封印される結果となりました。そして後の1879年、この地の領主ソウトウラ(Marcelino Sanz de Sautuola)の5歳の娘マリアによって偶然発見され、今に至ります。当初は保存状態のよさと絵画の質の高さから、旧石器時代の作という主張は受け入れられず、20年余り後に、フランスのラスコー付近で同様の発見があってはじめて認められました。

残念ながら現在では、観光ブームによって世界遺産アルタミラ洞窟の中の絵は、痛みがひどくなっているので、保護のために公開されていません。そのかわりに同じ敷地内に洞窟丸ごとのレプリカを作り、アルタミラ博物館として2001年にオープンしました。

イノシシ,バイソン,ウマなどの動物を描く天井画のたしかなデッサン,色彩対比,ぼかしや線刻,巧みな陰影処理…。歴史以前に作られたものながら、絵画表現は人類の歴史上最高水準のものと言われています。古代人が何を考え、何を想ってこの壁画を描いたのか、想像にひたるもの楽しいものです。スペイン旅行の際には、ぜひ訪れてほしい観光ポイントの一つですね。



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